建築ビジュアライゼーションにおける完成予想図及びアニメーションは、これまで単に眺めているだけの一方向のツールに過ぎませんでした。しかし、最近のハード及びソフト面での目覚しい進歩がリアルタイムアニーメーション技術を加速させ、よりインタラクティブなツールへと変化させようしています。上記の動画はゲームパッドの操作により、空間内を自由に移動している様子です。
 

加えて、ここ最近になり様々なヘッド
マウントディスプレイが各社から発表
され、VR体験はより身近なものとなっ
てきました。私もOculus Questにより
自身が作り出した仮想空間を体験して
いますがその没入感は半端ではありま
せん(笑)


今後、VR技術と建築のコラボはますます盛んになり、仮想空間における具現化は設計時に見落としがちな感覚のズレを無くすことが可能になるのではないかと思われます。
 
 
リアルタイムレンダリングの利点
●　静止画パースが作り放題(画質はプリレンダには及ばない)
●　1フレームごとの計算を必要としないため従来のアニメーションが短時間で作成可能
●　カラーコーディネートがリアルタイムで可能
●　ヘッドマウントディスプレイを使用し設計段階でトライ＆エラーを繰り返すことが出来る