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作者紹介

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99年の28歳から個人で建築CGパースの制作を始めました。建築設計など建築現場で働いていましたが27歳の時に患った股関節の病気がこの仕事を始めるきっかけでした。JWCADで線画パースを描いたことはありましたが着色の技術はありませんでした。それで、専門書やネットで得た知識で特に難しいガラスの表現など見様見真似で描いたものです。とはいえ、個人の力では限界を感じるようにもなりました。CG特有の正確で無機質な絵は量産出来るものの個性が無いというか、温かみに欠けていることに気が付きました。そうした中、CGでありながら手描きのような優しい風合いのパースを描く方がおられました。同じソフトを使いながらもなぜこんなにも雰囲気の違う絵になるのかとても不思議でした。色々と研究しましたが結局は分からず、答えはもっとパースの基本的な部分にあるのではないかと思うようになり、思い切って連絡を取ってみることにしました。無理を承知でパース技法をご指南いただけないかお願いしたところ、なんと二つ返事で了承していただくことが出来ました。その後、目から鱗のような貴重な技術を沢山学ばせていただくことが出来、自分なりのビジョンを持ってパース制作が出来るようになりました。また、その方は教え方も優しくその特質が絵に表れているのを感じました。今は画家として個展を開かれる一方で東京と大阪で絵画教室などを開き精力的に活動しておられます。https://aka6dfb.exblog.jp/

今の私は時代の流れもあってVR元年と呼ばれた2016年からはUnreal Engine5(通称UE5)によるリアルタムアニメーションを取り入れてインタラクティブなツールを提供できるようにもしています。UE5というのは本来ゲーム制作のために使われるソフトウェアでドラゴンクエストやファイナルファンタジーの開発にも用いられています。

お世辞にも扱い易いとは言えませんが、非常に弄りがいのある面白いソフトだと思います。まだまだ入口に立っただけのスキルですが、今後、建築の分野でどのように活用できるかを日々模索していきたいと思います。更に最近では建築や土木などに特化したTwinMotionも加わりリアルタイムアニメーション制作のレスポンスが格段に良くなっているのも楽しみの一つです。

 

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制作者:夏目弘一

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